熱処理用語

介在物(かいざいぶつ)|非金属介在物のこと

介在物とは、非金属介在物をさす慣用的な表現です。近年では、鉄鋼中の非金属介在物は非常に少ない状態に管理されるようになっています。
熱処理用語

サブゼロ処理|常温以下の温度に冷やす熱処理

サブゼロは0℃以下という意味です。熱処理では液化炭酸ガスや液体窒素を用いて行う場合が多く、硬さの上昇や経年変化の減少などの目的に行われます。-100℃以下での処理はクライオ処理とよばれます。
熱処理用語

予熱(よねつ)の重要性について

熱処理における予熱は、目的の加熱温度に昇温するまでに低めの温度で一定時間保持して、品物の温度を均一にして加熱ムラを防ぐための方法です。
熱処理用語

熱処理品の衝撃試験|高硬さ品の試験は大変です

吸収エネルギーの大きさを測定するのが衝撃試験です。JISではシャルピー衝撃試験やアイゾット衝撃試験などが規定されています。10Rノッチ試験片などJISにない試験もあります。
鉄鋼の熱処理

熱処理炉の加熱雰囲気と変質の話

熱処理に用いられる加熱炉では、鋼を劣化させない真空設備や無酸化雰囲気の設備に変わってきています。自動化されていると言っても、色々な問題点はあるので、注意する必要があります。具体例を紹介しています。
熱処理用語

鉄鋼熱処理の種類|金属及び鉄鋼の熱処理の種類と加工記号

鉄鋼の熱処理とは、金属製品に要求される所要の性質を付与する目的で、雰囲気、加熱、冷却、圧力、電磁気などを組み合わせて行う処理をいいます。鉄鋼の熱処理のうちの全体熱処理で、鉄鋼のJISの工程記号にあるもの一覧を示します。
熱処理用語

U曲線(ユーカーブ)|断面の硬さを示した図

鋼を焼入れすると、表面より内部に向かって硬さが低下します。 その品物の断面を切断して、表面~中心~反対表面の硬さを示すとU字状になります。その図をU曲線(Uカーブ)と言います。断面硬さを知る方法で、ジョミニー試験の例も示しています。
熱処理用語

固溶体|2つ以上の元素が固体の状態で溶けこんでいるもの

固溶体とは、2種以上の元素の固体の結晶質のものを言います。鋼は鉄と炭素の固溶体で、固体の状態で熱処理をすることで大きくその性質が変わります。
熱処理用語

過熱(かねつ)という熱処理用語

熱処理では、目的温度を超えて加熱し、結晶粒の増大など好ましくない状態が起こる状況を過熱と言っています。オーバーヒートと言われることも多いようです。
鉄鋼の熱処理

構造用鋼の焼ならし

焼ならしは、オーステナイト化温度から空冷する操作です。機械構造用鋼などでは結晶粒の調整や硬さや強さの均一化の目的で行います。ノルテンという、焼ならしと焼戻しを行う操作で硬さ調整などをする場合もあります。