熱処理用語

熱処理変形|熱変形と組織変化による変寸が複合して生じる

熱処理をするときに生じる変形が生じる原因は、3つの要因に分けられます。熱膨張、熱収縮によるものと組織変化に伴う体積変化のである変寸と自重やセット方法で受ける力が複合した結果生じます。
熱処理用語

軟化焼なまし|硬さを下げる目的で行う

A1変態点以下の温度で鋼を軟化するために行う軟化焼なましは低温焼戻しに分類されるもので、簡易的な軟化方法です。
熱処理用語

マトリックス|熱処理では組織の素地のこと

マトリックスとは、鉄鋼の素地のことを言います。鉄鋼の合金元素は、いろいろな特性に大きく影響しますが、熱処理では炭化物を除いた素地の部分の特性や状態を考える事も多くあります。
鉄鋼の熱処理

鉄鋼の熱処理を知るための平衡状態図について

鋼は温度によって状態が変わり、それを利用して熱処理をすることで鋼の性質を変化させます。成分と温度における状態が鉄-炭素系2元状態図は、鋼の熱処理では、本来とは違った使い方をされている点などを説明しています。
鉄鋼の熱処理

加熱用設備(熱処理炉)について

熱処理に用いられる加熱設備を炉といいます。近年は自動化や省力化の方向に設備改良が進んでいます。また、高級熱処理の要望も高いことで、真空加熱や雰囲気調整ができる設備も増えています。ソルトバスについても簡単に紹介しています。
熱処理用語

工具鋼の摩耗試験でよく使われる大越式摩耗試験機

鉄鋼の摩耗試験に用いられることが多い摩耗試験機の、大越式摩耗試験機についての説明しています。この試験機は工具鋼の摩耗量比較などに使われることが多く便利ですが、問題点もあります。
熱処理用語

油焼入れ(あぶらやきいれ)とは

焼入れ時に油を用いて冷却することで、水や気体を用いる冷却にたいして、中間的な冷却速度で冷却されます。実際の熱処理では、水冷するように指示された鋼種でも油冷する場合があります。
熱処理用語

残留応力について

温度や変態によって発生し、品物の表面や内部で変化している応力を残留応力といいます。これは、どのような場合でも内在します。品物の一部分に応力や外力が集中すると、破壊・割れなどの原因になります。
熱処理用語

熱処理の矯正について 

熱処理において生じた曲がりや変形を除去することを矯正するといいます。外力を加えて矯正する場合のほか、熱を加えながらの矯正も行われます。
熱処理用語

熱処理品の衝撃試験|高硬さ品の試験は大変です

吸収エネルギーの大きさを測定するのが衝撃試験です。JISではシャルピー衝撃試験やアイゾット衝撃試験などが規定されています。10Rノッチ試験片などJISにない試験もあります。