熱処理用語

熱処理における結晶粒の粗大化

鉄鋼の熱処理において、Ac3をはるかに超える高い温度で加熱した場合などでは結晶粒が粗大化し、衝撃値の低下などをもたらすので好ましいことではありません。特に焼入れ温度には注意が必要です。
鉄鋼の熱処理

熱処理時の変形

熱処理での不具合の「変形」を取り上げています。熱処理の加熱冷却中に熱と変態による体積膨張収縮がおこり、それが変形、割れ、経年変化などの問題を引き起こします。本質的には避けられないものですが、熱処理変形の原因と対策を説明しています。
熱処理用語

体心立方晶|鋼の結晶構造の一つ

結晶構造の一つです。体心立方晶はBCCと表現されますが、単位格子の中心に原子が入った構造で、その単位格子の中には、2つの結晶が含まれている結晶構造です。
鉄鋼の熱処理

熱処理の用語|まぎらわしくて特殊でわかりにくい?

紛らわしい熱処理用語に焼入れ、焼き戻し、焼なまし、焼ならしなどがあり、このページでは、これらの熱処理用語、業界用語、焼入れ操作や冷却に関する基礎的な内容を説明しています。
熱処理の話題

鉄鋼の焼なまし|5分で知る基礎の基礎

焼なましは硬さの低下(軟化)や残留応力の除去や、織の調整の目的などで行われます。焼なましの方法で、それぞれ呼び方が異なります。一般的には鋼を軟らかくするための熱処理のうち、十分に硬さを下げる「完全焼なまし」を指すことが多いでしょう。
熱処理用語

炭素量での鋼と鋳物と鉄の違い

鋼は鉄Feと炭素Cの合金で、おおむね2%以下の炭素量のものを言います。便宜上、純鉄は0.01%以下の炭素量のものを言います。炭素は鋼を硬化させる重要な元素です。
熱処理用語

球状化焼なまし|炭化物を球状にして柔らかい硬さを得る

球状化焼なましは、鉄鋼の熱処理の焼なましの1種です。炭化物を球状化することで柔らかくしたり、焼入れしたときに均一な組織にするために行われます。
熱処理用語

H鋼(エイチコウ)| 焼入れ性が保証された鋼材

熱処理用語で、焼入れ性を保証した鋼をH鋼といい、JISにも規定されています。SCM440Hというように、鋼種の末尾にHが付加された鋼材はH鋼です。よく似た、紛らわしい表記がありますので注意。
熱処理用語

鋼の強靭性の評価について 

鉄鋼の強靭性は、一般的にはシャルピー試験による衝撃値の高さで評価される場合が多いようですが、高い硬さの場合は問題が多いので、抗折試験など、他の方法で評価したほうが良い場合も出てきます。
熱処理用語

共析 (きょうせき)とは 

鉄鋼の鉄炭素2元系における共析は、固溶体における2つの固相が密に混合した状態です。炭素鋼では、約0.8%炭素鋼を共析鋼といいます。。