熱処理用語

高周波熱処理|基礎的なことを知っておこう

鉄鋼の表面熱処理に分類される熱処理で、高周波電流を用いて鋼の表面を加熱する方法です。焼入れでは、周波数によって、その硬化深さが若干変わります。様々な方法で高周波加熱が利用されています。
熱処理用語

焼入れに使用する冷却剤

熱処理の冷却剤は、鋼を焼入れによって硬化するときに使われる液体で、水、ポリマー水溶液、油、塩浴剤などがあります。
熱処理用語

球状化焼なまし|炭化物を球状にして柔らかい硬さを得る

球状化焼なましは、鉄鋼の熱処理の焼なましの1種です。炭化物を球状化することで柔らかくしたり、焼入れしたときに均一な組織にするために行われます。
熱処理用語

鉄鋼の熱処理炉について|分類と呼び方

熱処理では加熱する設備を炉といいます。炉の名称・呼び方については特に名前の付け方の決まりがないので、製造者や使用者が自由に名称を付けています。使用者が呼び名をかえることもあります。
熱処理用語

鋼(はがね)とその熱処理

鋼は「はがね」と読みます。鉄と炭素の合金をいい、その炭素量が約2%以下のものが鋼(はがね)です。用途によって、工具鋼やステンレス鋼など非常に沢山の鋼種があります。
熱処理用語

焼戻しマルテンサイト|少しじん性のあるマルテンサイトの状態

焼入れしたままのマルテンサイトは、180℃程度の焼戻しによって焼戻しマルテンサイトに変化します。その詳細はよくわからないところもありますが、この焼戻しによって、多くの鋼はじん性が高くなるので、焼戻しすることは非常に大切です。
熱処理用語

焼割れ|焼入れ工程で品物が割れる不具合

焼割れは主に、焼入れ時の熱応力や変態応力が品物の一部に集中することで起こります。速く冷やしすぎると割れるというのは正しくありません。ここでは、焼入れ時の焼割れについて説明しています。
熱処理の話題

ステンレス鋼の種類と特徴について

ステンレス鋼の鋼種番号は整理されていないために、どんなものなのかが非常にわかりにくいかもしれません。ステンレスとは耐食性に優れる「錆びにくい鋼」で、しばしば、5つの系列に分類されます。それぞれの分類や熱処理について説明しています。
熱処理用語

熱処理での変形|変寸による変形は避けられない 

熱処理による変形の原因は、自重や外力の他に、熱膨張率と変態による変寸があり、品物が高温でやわらかいですし、焼入れ操作中の温度や変態による変化の制御は簡単ではありません。
熱処理用語

油焼入れ(あぶらやきいれ)とは

焼入れ時に油を用いて冷却することで、水や気体を用いる冷却にたいして、中間的な冷却速度で冷却されます。実際の熱処理では、水冷するように指示された鋼種でも油冷する場合があります。