熱処理用語

遷移温度|破面の脆性破面率が50%になる温度

鋼が低温状態になると急激に衝撃値が低下する温度が遷移温度ですが、簡便的には、脆性破面率が50%になる温度をいいます。
熱処理用語

等温焼なまし|サイクルアニーリング

組織の調整や軟化を目的として行われる焼なましの一つです。鋼をオーステナイト温度にした後に、パーライトノーズ上の温度で等温保持してパーライトを生じさせて、硬さの低い状態にする方法です。
熱処理用語

レアアース|鉄鋼に使われるのはまだまだ先?

レアアースは希土類元素17種を言いますが、鉄鋼の製品についてはあまり使われていないのが現状です。もちろん、使用した時の特性などについても詳しくわかっていない状況です。
熱処理用語

光輝熱処理とは

光輝熱処理は、保護雰囲気中で加熱することで、表面の酸化や脱炭などの表面の変質を防止する熱処理法の総称をいい、必ずしも光輝状態に仕上がっていない場合でも光輝熱処理とよばれている場合もあります。
熱処理用語

残留応力について

温度や変態によって発生し、品物の表面や内部で変化している応力を残留応力といいます。これは、どのような場合でも内在します。品物の一部分に応力や外力が集中すると、破壊・割れなどの原因になります。
熱処理用語

材料の方向性|鋼材の材料取りを意識しましょう

鉄鋼材料は製造の過程で材料の方向性が生じ、試験片のとり方で機械的な性質のうちで、特にシャルピー値や伸び・絞りなどの試験結果が大きく異なる場合があります。
熱処理用語

マトリックス|熱処理では組織の素地のこと

マトリックスとは、鉄鋼の素地のことを言います。鉄鋼の合金元素は、いろいろな特性に大きく影響しますが、熱処理では炭化物を除いた素地の部分の特性や状態を考える事も多くあります。
鉄鋼の熱処理

鋼種と工具材料の選び方

工具や機械部品用の鋼材(鋼種)を選ぼうとすると、鋼種も多くて、目的にあった鋼材がわかりにくいので簡単ではありません。工具を性能の高い鋼種に変えたい場合などの材料の選びかたやその入手方法などを紹介しています。
熱処理用語

結晶粒度|顕微鏡でみた結晶粒の大きさの程度

鉄鋼のオーステナイト結晶粒度やフェライト結晶粒度は比較法で測定されるものが多いのですが、近年では機械的に測定されることも多くなっています。
熱処理用語

一般熱処理における 雰囲気熱処理と真空熱処理

大気雰囲気で品物を高温に加熱すると、酸化やスケールによる表面の変質があるので、加熱物の表面の保護や変化をさせるガスや液体を用いて、空気に触れさせない工夫をした熱処理を雰囲気熱処理と総称しています。