熱処理用語

加熱時間について

加熱時間とは、品物を加熱炉に入れて昇温して、炉から取り出すまでの時間をいいます。低合金鋼の焼入れ保持時間は不要とする考え方が主流ですが、実際の操業では適当な保持時間をとるのがいいでしょう。
熱処理用語

日本熱処理工業会|多くの熱処理関係企業が加盟する組織

熱処理団体の全国組織として日本熱処理工業会があり、熱処理に関係する規格や技術事項などに関する取りまとめなどをしており、その傘下に3支部があります。
熱処理用語

鋼(はがね)とその熱処理

鋼は「はがね」と読みます。鉄と炭素の合金をいい、その炭素量が約2%以下のものが鋼(はがね)です。用途によって、工具鋼やステンレス鋼など非常に沢山の鋼種があります。
熱処理用語

超合金|スーパーアロイ

スーパーアロイの日本語訳が超合金ですが、超合金という鉄鋼用語は聞きません。子供用のおもちゃなどの「超合金」は亜鉛合金製で、これではなく、タービン材などの超耐熱合金と切削工具などに使われる超硬合金についての内容です。
熱処理用語

安定化処理(あんていかしょり)について

焼入れ加熱時の残留オーステナイトは不安定で、変化すると使用中の早期破壊の原因になるために、焼戻しなどで分解しにくようにすることを安定化処理といいます。
鉄鋼の熱処理

鉄鋼の組織とは

熱処理において「組織」とは、金属の顕微鏡組織を言います。このページでは、組織を見るまでに行う試料作成や、金属組織の観察の手順・方法、事故品などの調査には欠かせない組織観察での注意点などを取り上げています。
熱処理用語

金属顕微鏡|鉄鋼の組織を観察する

金属顕微鏡は金属組織を見るためのもので、通常は反射式で倒立型の光学顕微鏡が多く用いられます。また、近年は、デジタルマイクロスコープや、パソコンにつないで、画像処理することで幅広い画像情報が得られるようになっています。
熱処理用語

磁気変態点|鋼が常磁性体と強磁性に変わる温度

鉄鋼の温度を上げていくと強磁性から常磁性になる温度が磁気変態点です。平衡状態図には、セメンタイトの時期変態点A0とキューリー点A2が示されています。
熱処理用語

軟化焼なまし|硬さを下げる目的で行う

A1変態点以下の温度で鋼を軟化するために行う軟化焼なましは低温焼戻しに分類されるもので、簡易的な軟化方法です。
熱処理用語

体心立方晶|鋼の結晶構造の一つ

結晶構造の一つです。体心立方晶はBCCと表現されますが、単位格子の中心に原子が入った構造で、その単位格子の中には、2つの結晶が含まれている結晶構造です。