熱処理用語

空気焼入れ|大気中に放冷して焼入れ硬化させる

焼入れ時に水や油ではなく空気に放冷する焼入れを空気焼入れといいます。焼入れ以外の冷却では、空気で冷却することを空冷といい、ファンを用いて強制的に冷やす方法を衝風空冷・ファン空冷等と言われます。
熱処理用語

旧JISの硬さ・JISの硬さ

過去のJISの参考付表で、標準的な熱処理条件における硬さや機械的性質が掲載されていたものをいいます。JISに掲載されていませんが、現在でも熱処理後の硬さの標準値として、その数字だけが生きています。
熱処理用語

残留オーステナイトの安定化について

熱処理では、目的に応じて、焼入れ後の加熱によって、残留オーステナイト安定化させて、それが不用意に変化しないようにすることが行われます。それによって「残留オーステナイトが安定化した」と言われます。
熱処理用語

軟化焼なまし|硬さを下げる目的で行う

A1変態点以下の温度で鋼を軟化するために行う軟化焼なましは低温焼戻しに分類されるもので、簡易的な軟化方法です。
鉄鋼の熱処理

からだの五感で体感できる熱処理の「温度」について

温度は温度計で測定するのが当たり前になっていますが、昭和年代の熱処理作業では、作業者は、計器による温度に加えて、加熱時の色を見たり、手や肌で感じる感覚で温度を測っていました。その一部を紹介しています。
熱処理用語

焼戻し|3分間で基礎の基礎を

焼戻しは、焼入れした品物を再加熱することで硬さや組織を調整することです。一般的には硬さを低下させることでじん性を付加させます。工具鋼など、焼入れで残留オーステナイトを生じる鋼種では、必ず、2回の焼戻しが必要です。
熱処理用語

熱処理品の抜き取り検査について

熱処理検査は抜き取り検査をするのが通例です。これは、検査による選別・判定というよりも、工程確認の目的で行われる意味合いが強く、問題や変更が必要なら事前に取り決めがしないといけません。検査での昔の話も紹介。
熱処理用語

急速冷却が可能な 噴霧焼入れ(ふんむやきいれ)

焼入れ時の冷却を、冷却液を噴霧することで、熱処理物の冷却を早める方法です。水冷は最も速い冷却ですが、水を噴霧することで、さらに速い冷却ができます。
鉄鋼の熱処理

熱処理の用語|まぎらわしくて特殊でわかりにくい?

紛らわしい熱処理用語に焼入れ、焼き戻し、焼なまし、焼ならしなどがあり、このページでは、これらの熱処理用語、業界用語、焼入れ操作や冷却に関する基礎的な内容を説明しています。
熱処理用語

JISの熱処理の用語と業界用語

熱処理の用語はJISに規定されているのですが、時代にそぐわない特別な用語がいくつもあり、さらに、JISには無い、慣例で使われる業界用語などもたくさんあります。さらっと紹介しています。