熱処理用語の解説

 エコーチップ        [a16]

ポータブルな、反発硬さ計の一種です。
この「equotip(エコーチップ)」は商品名です。

エコーチップによっる検査時の紹介(エコーチップのカタログより)

硬さ方法の1つである、「反発硬さ」は、「硬いものは、跳ね返り強さが大きい」ということを指標化した硬さで、日本国内では、ショアー硬さ試験機が有名で、よく用いられています。

ショアー硬さは、ダイアモンドを先端につけた圧子を自然落下させて、その跳ね返り高さを測定するものですが、エコーチップは、写真のような可搬性の測定部を品物に押し当てて、超硬製のボールチップを品物に打ち当てて硬さを測ります。 

いろいろな測定部や本体形状のものが販売されています。

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日本でも、過去に一時、ショアーE型として、同様の試験機が規格化がされたこともありました。 現在ではこの規格はありませんが、ASTM(米国試験材料協会)規格にはこの試験方法が規定されています。

この硬さ計は、ショアー硬さ計のように鉛直方向だけではなく、横方向や上方向などを測定できることや、ロックウェル(HRC、ショアー(HS)などの、よく用いられる硬さに換算して硬さ測定ができること・・・などがあって、簡便に使用できることが特徴です。

ただ、エコーチップや同様の国産の反発式の試験機もあります。 これらも、とくに日本国内では規格化されたものではありませんし、また、どの試験機にも言えることですが、試験機にはそれぞれに長短所があります。

まず、使い慣れてその特徴を掴むなどで、正しい値を、常に出せるようにするなどの訓練も必要でしょう。

硬さや硬さ試験については、大切な項目や注意する点がたくさんあります。こちらのページも参考にしてください。



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(来歴)H30.11 文章見直し   R2.4 CSS変更   最終確認R6.1月

用語の索引

あ行 あいうえお
か行 かきくけこ
さ行 さしすせそ
た行 たちつてと
な行 なにぬねの
は行 はひふへほ
ま行 まみむめも
や行 やゆよ
ら行 わ行 らりるれろわ

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