熱処理用語の解説

炎焼入れ(ほのおやきいれ) [h40]

「火炎熱処理」「フレーム熱処理」「フレームハード」「フレームハードニング」なども同じものです。

表面熱処理に分類されており、バーナーなどで加熱する熱処理のことをいいます。

金型用の材料で、「火炎焼入れ鋼」とよばれる、バーナーで加熱した後に放冷して硬化する鋼種も販売されています。火炎焼入れ鋼の項も合わせて参照ください。

この熱処理法は、バーナーを用いて鋼材の先端(刃先)などの一部だけを加熱し、空冷または、油に品物を入れて、加熱部分を焼入れ硬化させるもので、切れ刃部分がコーナー部分になっている小ロット用の金型などで、この熱処理が行われています。

もちろん、一部を加熱して、水や油で冷却して焼入れ硬化させる従来鋼種もこの方法で焼入れすることは可能ですし、この用途向けにバーナーで加熱した後に放冷(空冷)して硬化するような、焼入れ性の高い鋼種を使う場合があります。

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このような用途の「火炎焼入れ用の鋼種」としては、プロテリアル(旧:日立金属)のHMDシリーズ(HMD・HMD1・HMD5など)があり、幅広い焼入れ温度で加熱できることや焼入れ時の加熱温度が低めになるように設計されているのが特徴です。

また、このような焼入れ性の良い「空気焼入れ鋼」出会っても、高合金ダイス鋼よりも安価なことから、炎焼入れをせずに、通常の全体焼入れをして機械部品に用いられる場合もあります。


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(来歴)H30.12 文章見直し   R2.4 CSS変更   最終確認R6.1月

用語の索引

あ行 あいうえお
か行 かきくけこ
さ行 さしすせそ
た行 たちつてと
な行 なにぬねの
は行 はひふへほ
ま行 まみむめも
や行 やゆよ
ら行 わ行 らりるれろわ
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