熱処理用語の解説

黒染め・黒化 (くろぞめ・こっか)  [k38]

光輝面を酸化媒体に浸漬して、表面に四三酸化鉄などの黒色の薄い層をつける表面処理で、防錆のためにおこなられる表面処理のことです。

1ミクロン程度の薄い処理層ですが、油脂(油分)を併用すると、さらなる防錆効果があります。このため、この処理の後は、油がついた状態になっています。

通常は、四三酸化鉄の黒い層をつける「酸化皮膜処理」をさします。

黒染めされた製品(WEBより) WEBの黒染め製品写真

通常は、光輝肌の製品に処理をするのが効果的です。

光輝肌の品物にこの処理をするには、①脱脂 →②酸洗 →③脱脂中和 →④黒染め処理 →⑤湯洗 →⑥防錆 →⑦防錆油塗布 という工程を取ります。

被膜の厚さは1マイクロメーター程度の酸化皮膜により防錆効果があり、薄い被膜のために、寸法の誤差もほとんどなく、漆黒色に仕上がることで、比較的安価に高級感が出せる処理と言えます。

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現在では様々な方法で様々な処理が行われていますが、材料に対する適不適などもあるので、黒染め加工をする場合は、事前に加工業者に相談するといいでしょう。


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(来歴)R2.3 見直し  R2.4 CSS変更   最終確認R6.1月

用語の索引

あ行 あいうえお
か行 かきくけこ
さ行 さしすせそ
た行 たちつてと
な行 なにぬねの
は行 はひふへほ
ま行 まみむめも
や行 やゆよ
ら行 わ行 らりるれろわ

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